2014年1月9日木曜日

チワワの「ぽろ」

我が家に0才1ヶ月でやってきた「ぽろ」♂も、6才になりました。 性格は、大人しく、小心物、寂しがり屋。 べたべたに甘えては来ないけど、控えめに体を寄り添ってくる可愛いい子です。

私は小学生の頃犬を飼っていました。その犬は子犬で、どこからか迷い混んで来た犬でした。何日も食べていないようで、しかもお腹をこわしていました。
母親がお粥を作って食べさせていた記憶があります。1週間位で病気も治りスクスクと成長しました。
名前を「チロ」と命名しました。

散歩は私がしていましたが、当時の私はあまり好きではありませんでした。
怠けていた記憶があります。

散歩をさせていないでトイレに行きたがり吠えていました。やむを得ず夜は放し飼いにしていました。

ある日の朝私が通学する時に放し飼いにしていたチロがついてきました。
チロには散歩コースがありましたので、これ以上ついてくると帰れないと思いましたが、遅刻しそうでしたので構わず学校に向かいました。

学校から帰るとチロはいませんでした。
それから1週間帰ってきませんでした。

ある日、ひょっこりとチロが帰ってきました。
とても嬉しかった記憶があります。
チロは前足を怪我していました。
骨が見える位です。
毎日、母が消毒と薬をつけていたのを覚えています。完全に治るのに1ヶ月以上はかかったと思います。

私は当時熊本に住んでいましたが、父親の転勤のため福岡に引っ越さなければならなくなりました。
引っ越し先ではチロは飼えない事になりました。私はとても悲しくなり、毎日泣いていた記憶があります。
私はチロが保健所に連れていかれ処分されることを覚悟しました。
幸い、引き取ってくれる方が見つかりました。別れるのはとても悲しかったですが、子供達のながらに安堵した記憶があります。

引き取りの当日私は学校でした。
その日1日は授業は上の空だったと思います。
帰宅していつもの場所にチロがいなかったのを鮮明に覚えています。
恐れまた泣いたと思います。

それから30数年後に再び犬を飼うとは夢にも思いませんでした。妻は猫派でしたし。

毎日、「ぽろ」と一緒にいるのが幸せです。

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